自社開発技術「ハーダーマイト」
自社開発技術
ハーダーマイト
ハーダーマイトはアルミニウムの硬質アルマイト処理であり、当社保有の登録商標です。
厚膜化・高硬度・耐食性・耐熱性・耐電圧・耐摩耗性・耐電圧に優れ、多種多彩な製品でその特性を発揮します。皮膜、意匠、封孔処理や特殊処理を組み合わせることにより、様々な性能を掛け合わせることができます。また、材料~機械加工~ハーダーマイトの一括受託加工も可能です。
当社ハーダーマイトは、常時10槽以上の電解槽を用意し、いつでも各々の合金に対して最適の条件のもとで表面処理を行っています。トータルな技術力で、目的、使用環境に応じた、お客様専用のハーダーマイトをアレンジします。
VARIATIONS
多様な性能を組み合わせることで
幅広いバリエーションを可能に
VARIATION
01
汎用性に優れた”スタンダード”と、さらに特化した機能を加えた”プラス”の2種類の皮膜種がございます。
VARIATION
02
染色や印刷による意匠の付与、そして表面の研磨なども可能です。
染色
印刷
表面調整・輝き
表面調整・艶消し
VARIATION
03
アルマイトは非晶質の酸化アルミニウム(Al2O3)からなり、これ自体は耐食性の良いものですが、多孔質なため孔をふさぐ処理が施されます。これを封孔処理といいます。 一般的に、アルマイトの封孔処理には、反応を促進するため、ニッケル等の金属塩が用いられますが、半導体・液晶製造における金属汚染や、金属アレルギー(肌あれ)等が問題とされています。当社ではこれらに対応するため、染色には金属フリー、半導体製造装置には加圧蒸気封孔等、様々な封孔処理を用意しています。
VARIATION
04
ハーダーマイト皮膜の多孔質な構造を利用し、各種機能を付与します。(抗菌性・潤滑性・耐熱性・耐食性等) 使用例として海水中3年稼働も腐食されないハーダーマイト+特殊処理。優れた耐食性を発揮しました。医療機器関係で実施される”滅菌処理”にも対応可能です。
また最近ではいろいろな用途から、目的(熱変化・耐摩耗等)により封孔処理を行わない場合もありますが、その吸湿性故に、外気との反応で性能を維持できない事があります。
このような”困った”に対応する特殊処理で、外気と反応しない様にコントロールする技術も備えています。これにより、熱変化によるクラックも発生せず、未封孔でありながら耐食性を付与することも可能です。
VARIATION
05
使用環境により、使われるアルニウム合金種・機械加工精度・ハーダーマイト皮膜種を最適に組み合わせることにより、威力を発揮します。特に機械加工精度は、重要な要素です。ハーダーマイト(硬質アルマイト)に最適な機械加工を適用します。
PROPOSAL
アルミニウム、チタンへの陽極酸化処理
さらなる高みへ…次なるステージへ
PROPOSAL
01
高純度からジュラルミンまで多種多様な合金に対して使用環境に適したラインナップで対応します。
PROPOSAL
02
金属(無垢)や一般硬質アルマイトに比べ高い絶縁性を付与可能です。 ※ 当社オリジナルの欠陥検出試験により評価。
PROPOSAL
03
SUS304と比較し2倍以上の性能。
PROPOSAL
04
EU-Ni規制にも1999年から対応しており、 食品・医療機器関係にも使用されています。 識別・意匠性・清潔感も付与するカラー化も可能です。